✓本記事の内容
- 妊娠中やらない方がいいこと10選
- まとめ
✓読者さんへの前置きメッセージ
本記事では「赤ちゃんを無事産む為に、何に気を付けたらいいか知っておきたい」という方に向けて書いています。
この記事を書いている私は、つわりとマイナートラブルが多く壮絶な妊娠生活を送りました。
元気な合間に好きに過ごしたかったのですが、自分と赤ちゃんの体を優先し、今回ご紹介する内容に気をつけて過ごしました。
この記事を読んでいるみなさんは、何に注意をしたらいいか気にしている地点で意識が高い方々かと思います。
「妊娠中これをしなければよかった」と後悔しない為にも、是非参考にしてみてください。
■1.妊娠中やらない方がいいこと10選
□その1.カフェイン摂取
✓なぜ良くないのか
流産や胎児の発育不全などのリスクが上がるといわれています。
コーヒー、栄養ドリンク、エナジードリンク、緑茶、紅茶などに含まれています。
✓具体的にどうするか
なるべくカフェインが入っていない物を飲むようにしましょう。
どうしても飲みたい場合は、1日の摂取上限を超えないように気を付けます。
ノンカフェインのコーヒー、紅茶などもある為そちらに切り替えることもオススメです。
特にルイボスティーは良いといわれています。
※何事も摂り過ぎには注意しましょう。
□その2.飲酒
✓なぜ良くないのか
胎児の成長、発達に悪影響を与える可能性が高いといわれています。
お酒自体昔は、飲まないよりむしろ適量を飲む方が良いとされていたと聞いたことがありますが、調べ直してみると間違いだったそうです。
※結論、一滴でも飲まなければ飲まない方が良いです。
「2018年には「少量でも体に悪い」という論文が権威ある雑誌に載せられた
(参考:酒は百薬の長のはずでは? 少量でもNGの最新事情)」
✓具体的にどうするか
元々飲酒をしている方は、妊娠に気づいた地点から禁酒しましょう。
妊娠期間中はもちろん、授乳期間中も母乳を通じて赤ちゃんに悪影響を与えます。
飲酒の代わりに何か違う飲み物を飲むようにしましょう!
□その3.喫煙
✓なぜ良くないのか
早産、妊娠中の異常(前置胎盤など)、胎児の発育遅延などのリスクが上がります。
また、紙巻タバコ以外にIQOS(アイコス)も良くありません。
「IQOS(アイコス)は、紙巻きタバコと比べて溶剤に含まれるグリセリンの濃度が高く、紙巻きタバコには含まれていない成分も検出されているため有害性や発がん性がゼロとは言い切れません。」
(参考:【アイコスに発がん性があるはデマ?主流煙・副流煙の有害性の最新情報まとめ】)
✓具体的にどうするか
妊娠を機に禁煙することをオススメします。
妊娠期間中はもちろん、授乳期間中も母乳を通じて赤ちゃんに悪影響を与えます。
また産後も、受動喫煙の影響により肺炎・乳幼児突然死症候群(SIDS)などのリスクが上がる為注意が必要です。
※受動喫煙は、衣類やカーテンなどに付着することでも起きる為、換気が大切です。
□その4.ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモン、生魚を食べる
✓なぜ良くないのか
リステリア菌などが原因の食中毒になる恐れがあります。
妊娠中は免疫力が落ちる為、通常より感染リスクが上がり重症化しやすいです。
感染すると流産・早産、お腹の赤ちゃんに感染すると運動障害など様々な病気のリスクが上がります。
※万が一食べても感染しなければ良いですが、感染した場合大変なことになります。感染したか心配な場合は医師に相談しましょう。
✓具体的にどうするか
加熱されていないものは避け、チーズであればピザやグラタンなど加熱処理されているものを食べましょう。
魚の場合、特に水銀を多く含む魚は摂取量に気を付けましょう!
※水銀は胎盤を通じて胎児に送られ、発達に悪影響を与えるといわれています。
(マグロ、金目鯛など…1週間に1切れまでなら大丈夫といわれています)
水銀量が少ない魚は必要な栄養素を沢山含んでいる為、加熱して積極的に取り入れましょう。
(サケ、サバなど)
□その5.体に負荷のかかることをする
✓なぜ良くないのか
お腹の赤ちゃんにも負荷がかかり流産・早産、思わぬ事故のリスクが上がります。
※医師から安静にするよう言われている場合は、特に無理をしてはいけません。
✓具体的にどうするか
- 重いものを持ち上げない
- お腹を圧迫しない(ひねらない)
- 過労に気を付ける
- 体を冷やさない
- 長時間歩くなど激しい運動をしない
特に妊娠初期は流産しやすい為無理は禁物です。
妊娠後期もお腹が大きくなり転ぶリスクなどが上がる為注意が必要です。
妊娠中期に体調が良ければ、軽い運動をしましょう。
マタニティヨガなどは血行促進に効果がある為オススメです。
※腹帯をつけて過ごすと、お腹を支えてくれて楽に動くことができます。
(少し緩めの履くタイプがオススメです)
□その6.歯のお手入れをしない
✓なぜ良くないのか
妊娠中は、妊娠性歯肉炎になりやすいと言われています。
※歯肉炎が悪化すると、歯周病になり早産など様々なリスクが高くなる為注意が必要です。
✓具体的にどうするか
日頃から歯のお手入れをすることが大切です。
1日1回寝る前だけでもいいので念入りに歯のお手入れをするようにしましょう。
つわりなど酷くなければ早めに歯医者を受診することをオススメします。
※つわりなど酷い場合は、落ち着いてから受診しましょう。
妊娠中クリーニングは月1回までであれば保険が効く為、毎月歯医者へクリーニングに行き悪化しないようケアをすると良いです。
オススメのケア方法はこちらです。
□その7.薬の使用
✓なぜ良くないのか
妊娠時期により使用してはいけない薬があり、流産、赤ちゃんの奇形、先天異常などのリスクが上がります。
※飲み薬以外にも、湿布など外用薬で禁止されているものもある為注意が必要です。
✓具体的にどうするか
特に妊娠初期は、赤ちゃんの体を作る時期な為使用できない薬が多いです。
妊娠後期だけ使用禁止の薬や、産後授乳期間中も使用禁止の薬もあります。
有名なものは、「ロキソニン」、「ロキソニンテープ(湿布薬)」など
※鎮痛剤が必要な場合、「カロナール」で代用することが多いです。
妊娠中に絶対使ってはいけない薬、逆に使っても大丈夫な薬もある為、必ず使用する際は担当医や薬剤師に相談してから使いましょう。
□その8.遠方への旅行(※里帰り出産について)
✓なぜ良くないのか
安定期以外(妊娠初期・後期)はリスクが高い為オススメしませんが、安定期の間も、遠方へ旅行に行く場合は注意が必要です。
※現地で運ばれる事態になることも少なくないようです。
※特に海外旅行は、病院に行く場合保険が効かず膨大なお金がかかることもあります。
✓具体的にどうするか
安定期=安全というわけではありません。
少しの無理により負荷がかかり予期せぬことが起こることもある為、主治医と相談の上で無理のない旅行計画をたてましょう。
※飛行機に乗る場合は、診断書が必要な場合もある為事前に調べておきましょう。
✓里帰り出産について
病院によっては、「事前に予約し○週までに転院してください」という指定があります。
里帰り出産を検討している場合、早めに調べておく必要があります。
※予約が埋まってしまっている場合、病院探しが大変になることもあります。
また、移動で体に負荷がかかる為なるべく体調の良い時に、早めに帰ることをオススメします。
□その9.髪を染める、パーマをかける
✓なぜ良くないのか
妊娠中は頭皮がデリケートになっている為、妊娠前は平気だったものでも敏感になり痒みなどが出る場合があります。
また、薬剤の匂いにより具合が悪くなることもあります。
✓具体的にどうするか
どうしても行いたい場合は、体調が良い時に無理のない範囲で行うと良いでしょう。
事前に美容師に相談し、なるべく刺激の少ない薬剤を使用してもらうのもオススメです。
カラーリングは、少し値段が上がりますが「香草カラー」や「オーガニックカラー」は刺激が少なく痒くなりにくいです(香草カラーは明るい色に染まりにくい為、白髪染めに良いです)。
パーマは匂いのキツイ薬剤が多い為マスクを着用すると少し緩和します。
□その10.アロマ
✓なぜ良くないのか
種類によっては、子宮収縮を促すなどの効果がある為注意が必要です。
特に妊娠中は肌が敏感になりやすい為、アロママッサージなど直接肌につけることは避けた方が良いです。
✓具体的にどうするか
アロマディフューザー、アロマストーンに1,2滴垂らして楽しむ芳香浴がオススメです。
オススメの精油
オレンジ、ベルガモット、マンダリンなど
※特に柑橘系はさっぱりし気分転換にもなります。
避けた方が良い精油
ジャスミン、シナモン、ラベンダー、ローズマリーなど
■2.まとめ
□結論
せっかく妊娠したのに、産まれてくる赤ちゃんの身に何かあっては後悔すると思います。
妊娠中は妊娠前より免疫力が落ち、肌が敏感になっている為トラブルが起こりやすい状態です。
ママ自身とお腹の赤ちゃんを守る為にも、事前に予防できることは気を付けて過ごしましょう。
□補足
あまり我慢し過ぎてストレスが溜まるのも良くない為、適度に息抜きをすることも大切です。
妊娠中に食べても大丈夫なもの、リラックスできるものなど取り入れてなるべく楽しく過ごしましょう。
※私自身、特に制限がなかった為たまにカフェインの入っていないスタバのフラペチーノを飲んでいました(笑)
妊娠期間を満喫する内容もご紹介しています。
ご興味があればこちらも参考にしてください。
コメント