元気な赤ちゃんが無事産まれるよう、妊娠中「安産祈願」に行こうと考える方は多いのではないでしょうか?
いざいこうと思っても、「いつどのように行ったらいいかわからない」という方も多いと思います。
私自身、調べて実際行ったことがある為ポイントをご紹介します。
是非参考にしてみてください。
戌の日参りとは
妊娠16週(妊娠5ヶ月)を迎えて、最初にくる「戌の日」に神社で「安産祈願」をするものです!
「戌の日」とは、干支の戌のことで12日に1度「戌の日」があります。
※干支は年だけでなく日ごとにも割り振られています。
戌(犬)は一度に沢山子どもを産みお産が軽い動物な為、「安産の象徴」といわれています。そこからあやかり、戌の日は縁起が良いとされています。
ただし、安産祈願は戌の日じゃないとダメというわけではありません。
妊婦さん自身の体調をみて都合の良い日を選びましょう。
余裕があれば妊娠16週(妊娠5ヶ月)がいつか分かった地点で、予定を組んでみると良いでしょう。
戌の日はいつか
赤い下線は大安の日です
※祈祷に六曜は関係ないと言われていますが、参考程度に載せます。
✓2023年(令和5年)
- 4月10日(月)、4月22日(土)
- 5月4日(木)、5月16日(火)、5月28日(日)
- 6月9日(金)、6月21日(水)
- 7月3日(月)、7月15日(土)、7月27日(木)
- 8月8日(火)、8月20日(日)
- 9月1日(金)、9月13日(水)、9月25日(月)
- 10月7日(土)、10月19日(木)、10月31日(火)
- 11月12日(日)、11月24日(金)
- 12月6日(水)、12月18日(月)、12月30日(土)
✓2024年(令和6年)
- 1月11日(木)、1月23日(火)
- 2月4日(日)、2月16日(金)、2月28日 (水)
- 3月11日(月)、3月23日(土)
何をするのか
安産祈願ができる神社へ行き、初穂料を納めお祓いやご祈祷を受けます。
祈祷の所要時間は混雑具合にもよりますが、10分~20分程度です。
神社によって、「腹帯」や「お守り」などをいただきます。
(初穂料に含まれている場合があります)
「腹帯」はもらえる所ともらえない所がある為事前に確認しましょう。
本来安産や子どもの成長を願って巻くものですが、体の負担を軽減する為に使用します。
「お守り」は大体もらえる為、二重で買わないようにしましょう。
なるべく肌身離さず鞄に入れて持ち歩きます。
祈祷後、家族で食事会をする方もいるようです。
準備するもの
神社によってルールが違う為、事前に調べておくことをオススメします。
- 祈祷時に腹帯がもらえる所
- 腹帯をもらえないが持参可能な所
- ※1枚だけ可能か、複数枚可能か、持参不可か分かれます
- 祈祷は予約が必要な所
神社のホームページに詳細が載っていない場合、電話で問い合わせてみましょう。
初穂料(はつほりょう)
金額は5,000円~10,000円が一般的です。
のし袋にお金を入れて受付に渡します。
※のし袋に包まずそのままお金を渡しても大丈夫な所もあります。
(のし袋ではなく白い封筒で代用しても大丈夫です。)
安産祈願の水引は花結び(蝶結び)で5本が基本です。
使用するのし袋は10,000円以下の場合“印刷タイプ”ののし袋で大丈夫です。
※中に入れる金額により変わる為、金額が上がる程豪華なのし袋を使用します。
表書きは、水引の上段に「初穂料」下段に氏名(お願いをする本人)を記入します。
中袋は、表中央に大きく金額「金 ○円」と書き、裏面左下に住所と名前を記入します。
※中袋がない場合、のし袋の裏面左下に金額「金 ○円」と住所を記入します。
(住所が左、金額が右になるように記入します。)
数字は、壱・弐・参のような“大字”で記入します。
(5,000円の場合…伍阡円、10,000円の場合…壱萬円)
お札はなるべく新札に近いものを入れます(ボロボロのものは避けましょう)。
袋の表面にお札の人物の面が(上を)向くように入れます。
腹帯
持参可能な神社の場合、今後使う予定の新品の物をパッケージから出して持っていきます。
他の方に見られても良いよう、風呂敷などに包んで持っていきましょう。
「腹帯」は、“腹巻きタイプ”と“パンツタイプ”があります。
個人的には“パンツタイプ”がオススメです。
“腹巻きタイプ”は、妊娠後期にお腹が大きくなると苦しくなり、座った時に下がめくれてくる為使い辛かったです(自分に合う腹帯を見つけましょう)。
日常使いがしやすいアカチャンホンポの「ウエストらくらくらくばきパンツ」がオススメです。
下着として使えますが、ショーツの上にスパッツ感覚で履くことができます。
厚みがない分、仕事用のマタニティパンツとも相性が良いです。
当日の服装
あまりにもカジュアルな服装(ジャージなど)、肌の露出が多い服装(サンダル、素足など)は避けましょう。
お腹を締め付けないものが良い為、膝が隠れる丈のワンピースなどがオススメです。
階段や砂利を歩くことも想定し、歩きやすい靴で行くと安心です。
男性はスーツ、子どもはよそ行きの服装で行くのが無難です。
誰と行く
特に決まりはないですが、夫婦や親など家族で行く方が多いようです。
一人で行くこともできますが、体調の変化があった時の為にできれば誰かと一緒に行くことをオススメします。
妊婦さん自身が行けない場合、家族に代理で行ってもらう方もいるようです。
体験談
私自身、安産祈願で有名な神社に夫と二人で戌の日参り(安産祈願)をしました。
※ちょうど妊娠16週(妊娠5ヶ月)を迎えて最初の「戌の日」に行くことができました。
※事前に神社へ電話確認と予約をしました。
「初穂料」はのし袋に入れて5000円を納めました。
※すぐ中身(お金)は向こうで出した為、私が行った場所はのし袋不要だったかもしれません。
「腹帯」はもらえない代わりに持参可能でした。
今後使う予定のものを着用し風呂敷で複数枚包み持参しました。
祈祷後「腹帯」は、お腹を冷やさない・大きくなったお腹を支え歩きやすくなる為毎日履いていました。
※産後もしばらくはお腹を冷やさない為に使っていました。
私自身「子授け」、「安産祈願」、「お宮参り」を全て同じ神社で行いました。
良い思い出になっています。
※「お宮参り」の時はフォトスタジオにお願いして、神社で写真を撮ってもらいました。
(撮影禁止の神社もある為、事前に神社に確認し祈祷中の所も撮らせていただきました)
まとめ
戌の日参り(安産祈願)は行けるなら行った方が、安心することができ、妊娠中しかできないイベントになる為オススメです。
妊婦さん自身の体調を優先し、予定を組むことが大切です。
※もし行けなかった場合、難産になるわけではないので無理をしないようにしましょう。
無事出産した後は、神社に報告も兼ねて「お宮参り」をすることも視野に入れると楽しみが増えて良いかもしれません。
無理のない範囲で参考にしてもらえると嬉しいです。
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