【体験談】お宮参りのマナー(いつ誰と準備するものなどご紹介)

花手水 育児

赤ちゃんが産まれた後、報告も兼ねて「お宮参り」に行こうと考える方は多いのではないでしょうか。
いざ行こうと思っても、「いつどのように行ったらいいかわからない」という方も多いと思います。

記念に何か残したいが「そもそも神社に行った方がいいのか」、「何をしたらいいのかわからない」という方に向けて書いています。

生後間もない赤ちゃんの記録はその時にしかできません。

私自身、調べて実際行ったことがある為ポイントをご紹介します。
後悔しない為に、是非参考にしてみてください。

お宮参りとは

お宮参り
生まれた土地の氏神様に、赤ちゃんが無事誕生したことを報告し、感謝と健やかな成長をお祈りするものです!
「初宮参り(はつみやまいり)」とも言います。

家の近くや、有名な神社、ご縁のある神社などでご祈祷や参拝をします。
参拝前後に近くのフォトスタジオで写真を撮ったり、カメラマンにお願いし神社で写真を撮ったり、その時の様子を記念に残す方が多いようです。

一般的に男の子は生まれて31日目か32日目、女の子は生まれて32日目か33日目に参拝するとされています。
※日数は赤ちゃんが誕生した日から数えます。
地域によっては生後100日前後の「お食い初め」の頃に一緒に行う場合もあります。

ただし、この日じゃないとダメというわけではありません。
産後は体調が優れない場合や、赤ちゃんの体調次第でもある為、都合の良い日を選びましょう。

何をするのか

お宮参り※神社
神社へ行き、初穂料を納めご祈祷を受けます。
事前に神社へ連絡をしてから行くと安心です。
ご祈祷の所要時間は混雑具合にもよりますが、10分~20分程度です。
「お守り」などをいただきます。

ご祈祷後、家族で食事会をする方もいるようです。

✓ご祈祷が難しい場合
神社に参拝だけでも十分です。
神社に行くことが難しい場合は、フォトスタジオで記念撮影をすることもオススメです。
一生に一度しかない大切な行事です。
赤ちゃんの成長は早いもので、その時期にしか残せない姿を沢山撮っておくと良いでしょう。

準備すること

眠る赤ちゃん
神社やフォトスタジオによってルールが違う為、事前に調べておくことをオススメします。
※神社によっては、自分たちで撮影をする分には大丈夫ですが、カメラマンを入れての撮影はダメな所もあるようです。
ホームページに詳細が載っていない場合、電話で問い合わせてみましょう。

何をするか決める

ご祈祷を受けるか、記念撮影はどうするかなど。
※ご祈祷やプロのカメラマンに撮影をお願いする場合、事前に予約が必要になります。

日程を決める

一般的な32日目前後か、お食い初めの時期にするかなど。
※大まかに決めておくとスムーズです。
ご祈祷や記念撮影をする場合は、向こうの空いている日程次第になる為早目に検討しておくと良いです。

参拝する神社、フォトスタジオの選定

どちらも事前に調べておくことをオススメします。
プロに撮影をお願いする場合、「スタジオ撮影」か、カメラマンが神社に来る「出張撮影」か料金の確認もしましょう。
※出張撮影の場合、交通費が別途かかる、自分たちで神社に撮影許可を確認しないといけない場合があります(神殿の中などどこまで撮影可能か聞いておくと良いです)。
最初からフォトスタジオと提携している神社もある為、その場合は大丈夫です。
衣装のレンタルが無料の所もあります。

持ち物、服装の準備

✓初穂料
金額は5,000円~10,000円が一般的です。
のし袋にお金を入れて受付に渡します。
※のし袋に包まずそのままお金を渡しても大丈夫な所もあります。
(のし袋ではなく白い封筒で代用しても大丈夫です。)

水引は花結び(蝶結び)で5本が基本です。
使用するのし袋は10,000円以下の場合“印刷タイプ”ののし袋で大丈夫です。
※中に入れる金額により変わる為、金額が上がる程豪華なのし袋を使用します。

表書きは、水引の上段に「初穂料」下段に氏名(赤ちゃんの名前)を記入します。
中袋は、表中央に大きく金額「金 ○円」と書き、裏面左下に住所と名前を記入します。
※中袋がない場合、のし袋の裏面左下に金額「金 ○円」と住所を記入します。
(住所が左、金額が右になるように記入します。)
数字は、壱・弐・参のような“大字”で記入します。
(5,000円の場合…伍阡円、10,000円の場合…壱萬円)

お札はなるべく新札に近いものを入れます(ボロボロのものは避けましょう)。
袋の表面にお札の人物の面が(上を)向くように入れます。

✓赤ちゃんの持ち物

  • おむつセット
  • おむつ
  • お尻拭き
  • 使用済みおむつ用の袋
  • おむつシート(ペットシートが使い捨てできる為オススメです)
  • ミルクセット
  • 缶のミルク(できているもの)
  • ※最初からできている為、哺乳瓶に移すだけで簡単にできます。
  • 哺乳瓶
  • 授乳ケープなど(母乳の場合)
  • ガーゼ
  • スタイ
  • 着替え
  • おくるみ

✓服装
赤ちゃんの服装はどうするか。
※フォトスタジオにお願いする場合、無料でレンタルできる所があります。
一緒に行く家族の服装はどうするか事前に決めます。

当日の服装

お宮参りの服装
赤ちゃんは「熨斗目(のしめ)」にスタイを付けて着ます。
柄は、男の子は龍や虎など、女の子は蝶や鈴などが多いです。
パパとママはスーツで行くと良いでしょう。
赤ちゃんが洋装の場合、パパとママも洋装(ワンピースなど)にすると良いでしょう。

赤ちゃんの服装に合わせると統一感が出る為、オススメです。
※赤ちゃんが主役な為、家族の服装はあまり派手なものを選ばないようにしましょう。

あまりにもカジュアルな服装(ジャージなど)、肌の露出が多い服装(サンダル、素足など)は避けましょう

誰と行く

お宮参り
特に決まりはないですが、一緒に住んでいる家族だけ(パパ、ママ、赤ちゃん、兄弟姉妹)で行く方が多いようです。
両家の祖父母も来られる場合、一緒に参加することもあります。

✓誰が抱っこをするか
昔は、「父方の祖母」が抱っこをする習慣があったようですが、今は関係ありません。
誰が抱っこをしても良い為、事前に決めておくと良いでしょう。

体験談

眠る赤ちゃん
私の親が(私が赤ちゃんの時に)お宮参りに行った写真を持っていた為、私も赤ちゃんが産まれたら行きたいと思い事前に調べました。

私自身、「安産祈願」をした神社に夫と赤ちゃんの3人で報告も兼ねて「お宮参り」に行きました。
※時期は生後50日頃です。

事前準備

✓フォトスタジオへ行き、プロのカメラマンに「出張撮影」を予約する。
「ロケーションプラン」19,800円でした。
写真やアルバムはなく全データがもらえるプランです。
(後から好きな写真を選んで印刷、スマホに入れていつでも見ることができます。)
衣装は無料でレンタルできました。
私たちが行きたいと思っていた神社と提携していなかった為、自分たちで直接神社に撮影可能か(カメラマンによる撮影と神殿の中も撮影可能か)確認しました。

✓神社へご祈祷の予約をする。

カメラマンの日程に合わせてご祈祷の日程も決めました。

✓美容院の予約をする。
お宮参り当日に、パパとママのヘアセットをお願いしてもらいました。
2人分で4400円です。

当日の流れ

✓美容院へ
神社へ行く前に、パパとママのヘアセットをしてもらいました。
自分たちでヘアセットができず、10年以上通っている行きつけの美容院がある為そこにお願いしました。

✓赤ちゃんの様子
朝早かった為、神社に着いてから車内で少しミルクをあげました。
服装は、肌着の上に直接衣装を着せました。
※赤ちゃんを和装にした為、パパとママはスーツにしました。

✓初穂料
のし袋に入れて、5000円を神社に納めました。

✓写真撮影
カメラマンとは現地集合、現地解散でした。
※赤ちゃんの注意をひいてくれる方など複数のスタッフが対応してくれました。
ご祈祷時刻の20分前に着き、先に神社を背景に撮影をしました。
ご祈祷時は神殿の中で撮影をしました。
※抱っこは、神社を背景に撮影をする際はママが、ご祈祷中はパパが抱っこをしました。

✓撮影から1ヵ月後にデータが届きました。

私自身「子授け」、「安産祈願」、「お宮参り」を全て同じ神社で行いました。
良い思い出になっています。

まとめ

眠る赤ちゃん
産後は育児、ママや赤ちゃんの体調が優れないなど大変なことが多いかと思います。
少しでも余裕ができた時に、神社に報告も兼ねて「お宮参り」をすることも視野に入れると楽しみが増えて良いかもしれません。

1歳までの間に沢山の行事があります。
お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、一升餅・選び取り(ファーストバースデー)があります。
全部をやらないといけないわけではありませんが、楽しみの一つとして覚えておくと良いかもしれません。
私の場合、全部やりましたが「お宮参り」のみフォトスタジオにお願いして記念撮影をし、その他は家でお祝い写真を撮りました。

準備は少し大変かもしれませんが、無理のない範囲でできると良い思い出になります。
赤ちゃんの成長は早いもので、その時期にしか残せない姿を沢山撮っておくことをオススメします。

無理のない範囲で参考にしてもらえると嬉しいです。

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